このレビューはネタバレを含みます
3D映画ブームの火付け役となったアバターが14年ぶりに帰ってきた!
3Dブームはひっそりと息を引き取った(3Dテレビまだ持ってる人いる?)が、今作も3D、そしてHFRを引っ提げて堂々の帰還。この手の映画は面白さとは関係なく劇場で味合わなければということで、TOHOシネマズ立飛のIMAXで鑑賞してきた。
今作のHFRはアクションシーンのみフレーム数が倍の48fpsになるということで、ヌルヌル感が増す作りになっている。正直100fpsも200fpsも当たり前な最近のPCゲームに慣れている人にとっては、PCゲームのベンチマークソフトの方が綺麗に感じるかもしれない。特に今回は海の彩度高めなシーンが多く、立飛の控えめなスクリーンサイズで3Dメガネをかけるとスクリーンが小さく感じてしまう。
この作品の特性上、正直ストーリーやアクションシーンを楽しみにこの映画を観に行った人は少ないとは思うが、テーマや価値観は今回も目新しいものは無く、ストーリーも続編の3~5に配慮していくつか謎を残した形で終わっている。
また、話題になっているように反捕鯨かつ捕鯨シーンがあるため、捕鯨文化がある国ではかなり反感を買う内容になっているため要注意。なぜか捕鯨チームのボスにはオーストラリアアクセントで喋らせている所も皮肉ポイントが高い。