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レッド・バレッツのkiritoのレビュー・感想・評価

レッド・バレッツ(2011年製作の映画)
3.6
【殺しにもマナーを】

いや、題名『CAT RUN』じゃん。
レッドバレッツ…見るからにあの作品意識ですね。わかります。
と言われるものの、実は向こうより評価されてる?この映画。
見て納得した。素直に面白い。

高級娼婦のカタリナは、あるパーティで大物政治家の殺人現場を目撃してしまう。
彼女はその画像を収めた映像を持ち出すが殺し屋に追われることに。
アンソニーとダニエルは探偵事務所を開いていたが、そこにカタリナが現れる。

娼婦と探偵と殺し屋が交錯する。
キャラクター設定が結構面白くて、娼婦が頭切れる人だったり、探偵がIQ160くらいあるやつだったり、殺し屋がおばちゃんだったり見応えあり。

特に今作の殺し屋ヘレンのチート感。
はっきりいって『ジョンウィック』もびっくりですわ。
男性は彼女に捕まって拷問されたらち◯こも、金◯も引っこ抜かれるのでご注意を。
それなのに物腰がすごい低くてマナーあるってのはやっぱひかれますね。

最後の最後まで飽きさせないつくりで、B級として置いとくのはとても勿体無い。

2017.7.15
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