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ファイナル・カウントダウンのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

3.0
アメリカ軍の最新鋭原子力空母がタイムスリップし、真珠湾攻撃直前のハワイ沖に到着したら…という奇抜なアイデアと、アメリカ海軍全面協力による原子力空母でのロケ、F14戦闘機の実飛行などが話題となったSF戦争アクション。
監督はドン・テイラー。
原題:The Final Countdown  (1980)

1980年12月7日、ハワイ沖を航行中の原子力空母ニミッツが、突然嵐のようなものに襲われる。
さらに、無線が過去の放送を受信したり、偵察機による航空写真が古かったり、零戦が現れたりと奇妙なことが起こる。
やがて、艦長ら乗組員は、1941年12月7日、日本軍による真珠湾攻撃の現場にタイムスリップしたことが分かる…。

~登場人物①(アメリカ海軍)~
・ニミッツ艦長イーランド大佐(カーク・ダグラス)
・オーウエンス中佐(ジェームズ・ファレンティノ)
~登場人物②(民間人)~
・ウォーレン・ラスキー(マーティン・シーン):国防省から派遣。
・サミュエル・チャップマン上院議員(チャールズ・ダーニング)と秘書のローレル・スコット(キャサリン・ロス):ヨット上で、ゼロ戦の攻撃をうけ、救助される
・シムラ(スーン=テック・オー):捕虜になるゼロ戦パイロットの

タイムスリップしたと気づくまでが前半。
後半の物語は、現状認識した艦長らがどのように行動するかに移行。
過去を変えてはいけないので、真珠湾攻撃を回避できないという結末が初めから見えていて、大きなハプニングがない(のはやむを得ないのかも)。
現在に戻ったラスト・シーンは、辻褄が合わないような気もするが、一捻りはしている。
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