トランスマスター

ミュンヘンのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ミュンヘン(2005年製作の映画)
3.0
♯38 スティーブン・スピルバーグ監督作品

舞台は1972年のミュンヘン・オリンピック。11名のイスラエル代表選手がパレスチナのテロリスト・グループ【黒い九月】から人質にされ、殺害されてしまう。イスラエル政府は報復することを決め、諜報機関モサドのメンバーから精鋭を選び、事件の首謀者とそのメンバーの暗殺に当たらせるのだった。

◆良い点/注目ポイント
・モサドの工作員にダニエル・グレイグをキャスティングするところが渋い人選です。
現地でガジェットを作る俳優を『007』のQを演じたベン・ウィショーだと更にベター。
・パレスチナのテロリストを殺害するのに爆死にこだわるイスラエル政府
めっちゃキレています。
・オランダ人のハニートラップをかわした主人公のように、私も欲望をコントロールできるようになりたい。

◆改善点
・スピルバーグ監督のユダヤ人を扱った作品は毎回時間が長い。

◆総括
・圧倒的な緊張感と人間ドラマが見どころの、実話ベースアクションムービー。

スパイ映画が好きな方にオススメです。

-2023年38本目-