マレーネ・ディートリッヒ目当てで見た。
マレーネのオーラがもの凄く、他の役者を食っていたので、見る目的としては間違ってなかったのかな。
無表情な所とか、『情婦』で見たマレーネを思わせる役どころで、やはり圧巻の演技!
少しハラハラするシーンもあるけれど、正直怖くない。怖いの苦手な私でも平気だったので、多分大多数の人はなんて事ないはず。
初ヒッチコックだったから構えてたけど、ここは期待外れだったかも。
ただ、人物の動きを巧みに利用した脚本の上手さとか、目元を大きく映し出す演出とか、随所に心を掴まれるポイントがあり、最後まで全く飽きることなく鑑賞できた。
他のヒッチコック作品も見てみたい…けど、やっぱり有名な作品は怖いのかなぁと思うと、なかなか勇気が出ない。