舞台恐怖症の作品情報・感想・評価

「舞台恐怖症」に投稿された感想・評価

狂気と恐怖がありありと伝わるラスト10分。そしてどんでん返し。

ジェーン・ワイマンがストーリーに沿ってコロコロと複数人物を演じ分けていく。それによって話も複雑化していくのだけれど、そこが面白い。マレーネ・ディートリッヒの危ない魅力も冴え渡る。
yoichiro

yoichiroの感想・評価

4.0
5月25日 DVD

ヒッチコック自身は「気に入らない失敗作」だと発言している作品。ストーリーの鍵を握る回想が「ウソでした」という展開が、やっぱり反則だよなぁ、という反省らしい。
それはそれとして、ディートリッヒの濃い妖艶さ、ジェーン・ワイマンの地味なヒロインぶり、イギリスの脇役俳優達のキャラ立ちなど、見どころは多い。初期イギリス時代の巻き込まれサスペンスをスケールアップしたような内容でもあり、とぼけた味わいもある。そして、ラストの劇場地下の緊迫感もよし。
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.9
マレーネ・ディートリッヒが悪女を演じるヒッチコック作品。血のついたドレスの幻的な演出は面白く見たものの後半やや退屈。ストーリーの甘さは感じつつもディートリッヒを眺めている分には全然飽きないけどさ

このレビューはネタバレを含みます

はい。ミスリードに乗っかって、最後の最後に顎が外れるほど驚きましたよ~っ!
お前が騙しとったんかーーーい!鉄の幕でも生ぬるいわい!

思い返してみれば、イヴは、ジョナサンから事の成り行きを一方的に聞いただけに過ぎんからね。
終盤にジョナサンの真実の告白を聞いた時のイヴの表情が印象的だったよね。多分、私も同じような顔をしていただろうな。
暗闇で目にピンスポット当ててるのを見たのは[魔人ドラキュラ]のベラ・ルゴシ以来。

娘を信じて守り、助けになろうと奮闘するイヴのパパが良いね⤴
あとスミスが凄く男前。スミスと幸せになろうね!イヴ!
Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

2.5
原題の「おじけづく」が「舞台恐怖症」なる邦題にされているのが微妙な作品。
中身はB級サスペンスで、ヒッチコックならもっと捻った作品になったのでは。
主演のジェーン・ワイマンはちょっと役不足なのに比べて、ディートリッヒは歌の場面など貫禄充分。
過去鑑賞(Filmarks登録前・レンタル鑑賞)
サスペンスより可愛らしさ感じました。
これはミステリーとしては不出来だけれども、ところどころに良いポイントがあった

脅迫女とか射的おばさんとかの妙に濃いキャラが印象的
マレーネの眉毛が京マチ子かってくらいヤバかった

父と娘の関係性にグッとくる
ステージ上の娘に向かって拍手する姿や、女子大生みたいなゆったりニットルックで通話する父親がナイスキャラ

何よりも冒頭とラストの“セーフティカーテン”にゾッとした
堊

堊の感想・評価

4.0
この映画の主人公(ジェーン・ワイマン)が昔好きだった子に激似のため心臓が…


・「脇役の練習をしておけばよかった」なんてヒッチコックらしいセリフ。
・冒頭のやばいスクリーンプロセス。
・展示されてる室内の絵がグロい。
ラスト3分の速度がものすごい。個人的にはかなりヒッチコックの中で好きな方。
えりか

えりかの感想・評価

4.2
ヒッチコック映画にありがちなロマンスの展開
ラストの緊迫したシーンの、目だけ見せる撮り方が素晴らしかった
マレーネ・ディートリッヒの貫禄がすごい

このレビューはネタバレを含みます

○ヒッチコック本人も認める失敗とされた「偽回想シーン」。メイドが先に帰って来ていたら成立すらしていないことがずっと引っかかって観ていたが、こういうトリックならある意味納得。だが、これをやってしまうと、まさに何でもありになってしまう。それを1950年の映画にてちゃんと「失敗」しているのはサスペンス映画作家として誇れるところではないか。

○冒頭の引っかかりや、都合よく匿ってくれるところなどあまりハラハラ感はなく、射的の場面もその場面としては面白いメタファーになっているのにもったいない。

○主演はジェーン・ワイマンなのに、一番印象に残るのはマレーネ・ディートリッヒ。彼女が一番美しく映る衣装、照明等の画作りになっており、さすがのオーラ。
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