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エピデミック〜伝染病のgrpcdのレビュー・感想・評価

エピデミック〜伝染病(1987年製作の映画)
2.7
ラース・フォン・トリアー レトスペ1本目。リアルタイムで『ハウス・ジャック・ビルト』、2022年の国内最終上映で『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を鑑賞済み。どちらも生涯ベスト級に好きな作品なのでこの企画を待ち望んでいた。
本作は1987年の初期作品。伝染病をテーマにした映画を作る二人組が脚本を書き進めるうちに、現実世界にも予兆が現れ…という筋書き。なんか全体的に変なことしちゃるぞ〜って気合いが空回りしており、端的に言うとちっともポップじゃない。
明確な目的が示されないままあちこちへフラフラしてるので眠くなってくる。医者と新米牧師が川の中で筏を曳きながら雨に打たれるシーンはタルコフスキーっぽくて良かった。あと最後のエンディングテーマ、あれ何??こういうギャグなのか大マジなのかわからんテイストは"ラース・フォン・トリアーっぽさ"の片鱗を感じる。
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