一攫千金を夢見る若者たちが、コロラドの金鉱で不和に見舞われてしまう。実在の人物、アルフレッド・パッカーの冒険譚を題材に取っている、ホラー・コメディ。大学生時代のトレイ・パーカーが手掛けており、トロマ社が配給している。
「思いつく限りのネタをぶちこんでおけ精神」と「トレイ・パーカーのソングライティング能力」が十分に発揮されており、後の「サウスパーク」の素地にエキサイトしながら鑑賞することができる。
お得意（？）の日本ネタでは、「一つ目サイクロプスが出るから行ってはいけない！→日の丸のことでした」という膝カックンが登場。クレジットされているJunichiは、後のサウスパークに関わる、ジュンイチ氏と同一人物の可能性あり。
なお、現行のDVDには製作陣による酔いどれコメンタリーが収録されており、抱腹絶倒の面白さを誇っている。素面の状態から始まり、少しずつ脱線していく過程を人間観察（音声オンリーだけども）することができる。
