改名した三島こねこ

アタック・オブ・ザ・キラートマトの改名した三島こねこのレビュー・感想・評価

3.6
ヒッチコック1963年の作品「鳥」は脈絡もなく鳥の大群が人を襲う映画であった。人々は笑った。1975年の秋700万羽の黒い鳥がある町を襲いどうやっても排除出来なかった。

もはや誰も笑わない…………………

ただしこの作品は鼻で笑う。

"Z級映画"といえばこの作品を思い浮かべる方も多かろう。キラートマトなんてたいそうな名前をつけたのだから、低予算ホラー映画のなれの果てと予想して視聴。しかしこの作品、そもそもホラー映画ではない。

確信犯的なしょうもない脚本と、眠気を誘う小学生のダジャレクラスのギャグが100%を構成している。たまに急に歌いだしたり、広告が流れたりするのは序の口。もうとにかくしょうもない。クソ映画ではなく故意に製作した駄作というべきだろう。

モンスターサーチするぶんOCGのキラートマトの方が怖いのはみんな考えること。