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ロビン・フッドのゴン吉のレビュー・感想・評価

ロビン・フッド(1991年製作の映画)
4.0
中世のイギリスを舞台にロビン・フッドの活躍を描いた歴史スペクタクル・ロマンス作品。 
ケビン・コスナーが主演、モーガン・フリーマンらが共演、メアリー・エリザベス・マストラントニオがヒロイン役を演じ、ショーン・コネリーが脇を固める。 

800年前にリチャード1世がイングランドを統治していた時代。
1194年、十字軍遠征に加わった英国貴族のロビン(ケビン・コスナー)はエルサレムで囚われの身となるが、一緒に捕まっていたムーア人のアジーム(モーガン・フリーマン)と共に脱走する。
ロビンはアジームを伴ってイングランドの故郷に戻って来るが、ロビンの父はノッテンガムの代官に殺され、領土も彼に奪われていた。
ロビンはアジームと共にシャーウッドの森に逃げ込み、反乱軍を組織して代官に戦いを挑む。
しかしロビンの親友の妹で王の親戚でもあるレディ・マリアン(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)が、代官に捕らえられてしまう。
果たしてロビンとマリアンの運命は如何に?  

ケルト人も交えたシャーウッドの森での戦いやノッティンガム城での戦いが見どころで、終盤ではロビン・フッドならではの弓を使った戦闘が繰り広げられ、特に炎の弓矢を放つシーンが有名です。
勧善懲悪のストーリーで、ワクワクしながら楽しめてスカッとします。
ロビン役のケビン・コスナーがかっこよく、モーガン・フリーマンもここぞという場面で活躍します。
ラストではショーン・コネリーが登場し、物語を上手く締めくくります。
ヒロイン役のメアリー・エリザベス・マストラントニオが可愛いらしくて作品に華を添え、最後はホッコリです。
「長すぎるぞ 早く祝宴を始めようぜ」(NHK版)
「これくらいにしなさい 早く祝い酒を飲まさせてくれよ」(テレ東版)

2023.3 NHK BSP で鑑賞(字幕:高内朝子)
2021.12 BSテレ東で鑑賞(シネマクラッシュ・吹替:小寺陽子 訳)
第12回ゴールデンラズベリー賞で最低主演男優賞、最低助演男優賞を受賞(1992年)
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