本作を分かりやすく形容するならば『がんばれ！ベアーズ』のサッカー版コメディ映画とでも例えておけば9割方理解はしてもらえるだろう。
ウィル・フェレルとロバート・デュヴァルが親子役という設定が妙に嬉しいが、そうだ、私はウィル・フェレルという役者が超苦手だったのだ…。ロバート・デュヴァルは大好きな俳優なのだが、フェレルのあの独特な顔付きがどうも合わない。カフェイン中毒に陥った時の狂いに狂った演技だけは本当に面白かったが、フェレルの見所といえばそれぐらいしかなかったような…。
そして忘れてはならないのがシカゴ・ベアーズのヘッドコーチを勤めスーパーボウルでチームを優勝に導いた経験を持つマイク・ディトカが本人役で出演しているということだ。顔は怖いがディトカの演技力の高さにはただただ驚くばかりである。彼は鬼軍曹の役でもっと映画に出てもいいのでは？
