◯手塚治虫公式サイトより
作品紹介
ジョン・ヒューストン監督によるハリウッド大作『天地創造』をまったく動かない紙芝居風の絵でパロディ化した短編です。あの巨額の費用をかけた超大作を、まったく金をかけずに茶化してやろうという、アニメーターたちのお遊びで作られたような作品ですが、1枚1枚の絵はとてもクォリティの高い仕上がりとなっています。
クレジット
(C)手塚プロダクション
3分42秒/モノクロ
虫プロダクション/1968年10月完成
スタッフ
製作:手塚治虫
音響、演出:池内辰夫
作画:鈴木勝利、下村進、鎌田忠春、小室保孝、安藤正巳、林久男、源川富子
制作進行:黒川慶二郎
撮影:虫プロダクション撮影部
音響処理:アオイスタジオ
ナレーター:小林清司
https://tezukaosamu.net/jp/anime/71.html#014052
◯感想
手塚治虫の実験アニメーションシリーズの第八作。
始まり方おもしろかった。
◯内容
製作 ディノ・ラウレンティス
監督 ジョン・ヒューストン
ではない
で始まるアニメーション。
世界の始まり。
光=魚のひかりもの
2日目、3日目、4日目、5日目、
エデンの東に、イヴ誕生。
配偶者なし。
イヴの乳房からできたアダム
イヴ「われ、男より搾り取ることをわざとなすべし」
さらにいえば、稼ぎをし、料理をし、夜の付き合いをなせ、これ、6日目なり。
強精 疲労回復に
アリナミンA
アダムとイヴ、930歳まで生きる
さらに子を生み、さらに子を生み
戦争。
アトム一瞬飛ぶ。
かくなれるも、男と女のさがのなせるわざ
精力のやり場に困りし男と女の釣り合いのなさによりしことなり。
さらに、神、思い給う。初めに、女を作りしことの間違い。かくもふかきこと。さらに地の上のすべての争いをなくすため、男の次に女を作らんことを。