このレビューはネタバレを含みます
イスラム教国トルコの刑事が自国のテロリストを追って､米国NYへ｡
言葉の通じない異国で自らもイスラム教の刑事の二人が､FBIと共に様々な障壁を乗り越えて容疑者を追い詰めて行く前半は､スピーディーな展開｡
ところが後半､容疑者のテロリストがどうも真犯人では無いと刑事が言い出す頃から話が変わって来る｡
何故テロリストは無実と刑事が思ったのかが「刑事の勘だ」と言われても…(^_^ゞ
それからは容疑者のテロリストのオジサンが､ひたすら人柄の良い好好爺に見える展開に、何処かでどんでん返しが有るはずとの期待で画面を見つめる…が､しか〜しイスラム教の教義の解説が丁寧に説明される｡
キリスト教と一神教という意味で同じ旨やアッラーは暴力を望まない等､好好爺のオジサンは説き続ける｡
最後の刑事の本心が明かされるサプライズも､何とも心を動かさない結末となる(TT)
同じトルコのテロリストをテーマの「テロリストのゲーム」は､制作国がドイツとの協同制作で硬派のリアリティーを感じたが､こちらはアメリカとの協同制作だからか？
