たむランボー怒りの脱出

新デモンズのたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

新デモンズ(1990年製作の映画)
2.0
驚異的なまでの脈絡の無さ。

正直、脈絡の無さという共通点で言えば後期ゴダールと大差ないと思うんだが、フルチが完全に無視されてゴダールが評価されているのが映画界の不条理。

でもゴダールと比べるまでもなくこの映画が面白くないのは事実である。
しかし面白くないことを前提で見ると、逆に面白い部分が浮き彫りになるんじゃないか。
人体が縦に裂けたり(裂けるチーズのごとく)、猫に目玉をほじくられたり、景気の良いシーンがある。