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モンソーのパン屋の女の子のMinCのレビュー・感想・評価

モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)
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怪我の功名?
それはもうシルヴィがいいでしょう。しかしこの調子でずっと尻にしかれることになるもね。

モラル(精神的)とフィジーク(物理的、肉体的)の対比を骨格にして
ひとりの男が、心に決めた人がいるのに別な女性に心揺れ動き戯れの時間を過ごしたのち結局元サヤ、という連作six contes moraux(6つの教訓のお話)の第一話。あとは『シュザンヌの生き方』『モード家の一夜』『コレクションする女』『クレールの膝』『愛の昼下がり』。

メモ
製作で、語り手を演じたバルべ・シュレデールは後に
リヴェット『OUT 1』や『セリーヌとジュリーは舟でゆく』、はたまたアメリカに渡って『マーズアタック』にも出演。映画監督としても活躍し『バーフライ』『ルームメイト』などを撮っている。
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