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75 〜セブンティファイブ〜
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『75 〜セブンティファイブ〜』に投稿された感想・評価

「言い合いしてる場合!?」
「そんなにケンカしたけりゃ殺人鬼とやんなさいよ!!!」

確かにこの手の映画の言い争い程無駄なモンはないです。

しかしだからって、本当に殺人鬼と殴り合いをおっ始めるのかよ!?w
(ステゴロに応じる殺人鬼も殺人鬼だが。w)



期末試験が終わり、ハメを外す若者達。
金持ち息子のブランドンの誘いで、デカくて豪華な屋敷で大規模なパーティが開かれることになった。

そんな中、若者の1人が”セブンティファイブ”なるゲームを持ち掛けてきた。
それは適当な相手に電話を掛けて、出た相手を騙して75秒間信じさせるというイタズラ電話ゲームだった。
皆ゲームに夢中になって盛り上がる。

だが、盛り上がる最中で新たに電話を掛けた相手は、なんと殺しの真っ最中の殺人鬼だった!!!
しかも逆探知してかけ直し、殺しの様子を聞かせて「さっきの続きをしようぜ」と脅迫してきた。

だがタチの悪いイタズラだと思った若者達は気に留めず、そのままパーティで盛り上がる。
しかし、ピザのデリバリーのフリをして、屋敷の場所を聞き出した殺人鬼は、パーティが終わり人が少なくなった頃合いを見張らい、屋敷に乗り込んで殺戮をおっ始めた!!!


一方、殺人事件を追う爺ちゃん刑事がとある殺人事件の殺人事件を追っていた。
その事件の被害者は、10年前に”セブンティファイブ”の最中に殺人鬼に乱入され、家族を殺されたかつての子供達だった!!!



イタズラ電話を楽しむ若者達がイタズラ電話先の殺人鬼に目を付けられ、襲撃されるサスペンス風味のスラッシャー・ホラー。

ジャケではルトガー・ハウアーさんがデカデカとインスパイアされているが、ぶっちゃけ言っちゃうと俺は特にルトガーさんのファンとかではないです。
単純に殺人鬼が切り株量産しまくるスラッシャー物と聞いてレンタルした。w

なおこんなジャケだが、ぶっちゃけルトガーさんはチョイ役!!
事件を追う刑事役なのだが、前半に事件現場にちょこちょこ顔出して、最後にぽっと出なレベルのチョイ役だったりする。
ルトガーさんのファンは要注意。


肝心の内容は、イタ電した若者達が、謎の殺人鬼に襲われる、殺人鬼に絡まれる理由以外はありがちな物。
一応、10年前の事件との関連性を描き、サスペンスの要素も絡めてある。

スラッシャー物としては、冒頭のサスペンス&おバカ達のワチャワチャが長ったらしくタルい。
と言っても、サスペンス要素を交えているからかまぁまぁ退屈はせずに観れるが。
(ただ、変なガソリンスタンドのオヤジに絡まれるシーンや汚れたトイレのシーンは明らかに蛇足。)

後半、殺人鬼が現れてからの攻防はそこそこ楽しい。
それなりのスプラッター描写はあるし、殺人鬼の容赦のない暴れっぷりも楽しい。
また、若者達が殺人鬼に逃げまどうだけではなく、素手や殴り合いで果敢に立ち向かうのも愉快だった。
そして終盤にはまさかのどんでん返しが起こり、ビックリさせてくれた。


そんなこんなで、本作は低予算ながらも、それなりに頑張ってると思う。

…これでクライマックスで納得がいく種明かしがしっかりとなされて、普通に終わっていれば、暇潰しに持って来いのB級スプラッター・ホラーになっただろう。


しかし、本作はクライマックスに明かされる動機や種明かしがものすっごい!ガバガバ!!!
10年前の事件を絡めた犯人ではあるものの、その犯人の動機が無茶苦茶にも程がある。
ネタバレになるので詳しくは書けんが正直「13日の金曜日(無印)」の犯人の動機付けがまだマトモに思えるぞ!!!w
殺害の動機ぐらいはもう少しマトモなのを用意すりゃよかったのに。
正直、「10年前の殺人鬼が帰ってきた!」だけで良かったんじゃないの…?

そしてその後、訪れるラストも実に釈然としない!!!
しかもルトガーさん演じる刑事の所為で!滅茶苦茶無能!w


全体的にはそこまで悪くなかったのに、クライマックスのガバガバなどんでん返しが、本作をビミョーな出来に変えてしもうた。
あれだけ前半お膳立てしまくっていたのに、最後の最後でやってもうた。
「終わり良ければ総て良し」とは言うが、本作は終わりでしくじってしもうた!!!


幸い、スラッシャー物としてはまぁまぁ退屈せずに観れる出来ではありますが、サスペンス物やルトガーさん目当てで観るにはオススメできません。
スラッシャーモノとしては十分悪くない出来だっただけに、何とも勿体ない感じだった…。
スラッシャー目当てで観れば、まぁまぁ楽しめるとは思いますが。

オススメはそこまでしないが、ラストで釈然としないものを感じたい奇特な人は是非。(入口狭っ。w)
ななな

なななの感想・評価

3.3
犯人兄弟説!かと思ったのに、違ってた。
光

光の感想・評価

-
まさに生きるか死ぬかをかけた死闘を繰り広げる最高のスプラッターが誕生した。
ほんとうにこれは好き。
スプラッター映画でよくガッカリくる展開はやはり殺される側が無抵抗でアッサリ死にすぎているやつ。
殺人鬼が怪人とかならまだわからなくもないが普通の人間が犯人の場合でもこれをやられるとガッカリする。
そんな悩みをぶち壊してくれるのが本作だった。
殺人鬼は普通の人間、そして殺される側は血気盛んなティーン。
「タダで殺されるかよ!あの野郎をぶち殺してやる!」
これが観たかった。
殺される側も武器を持ち殺人鬼に殴りかかるのだ。
さらに「武器を捨ててかかってこい腰抜け」と挑発したら殺人鬼は本当に武器を捨てて素手で戦うのだ。
黒人のストリートなティーンには正々堂々など通用しない。
2人がかりで殺人鬼を抑え込もうと真っ向からぶつかったりもする。
これが観たかった。
殺人鬼側もまた鑑賞者の願望を反映させたかのような恐怖を生む。
本作の殺人鬼はとにかく躊躇しない。
徹底的な速さで斧を叩きこむ。
焦らすことなく隙も与えず叫ばせず動きがキビキビとして容赦がない。
全力で皆殺しにする感がひしひしと感じられてこれが本当に怖く感じる。
本作はある意味ホラー映画の定番を壊しているが、今風の“こうあるべき”というリアルな正統進化を遂げている作品だと思った。
動機や設定に粗はあるがスプラッターとしての評価は間違いなく最高傑作です。