けー

悪党(ワル)にもラブソングを!のけーのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

 「セカンド・チャンスって大事だよねー」って話のような「教会ってなんだろう???」な話のような???

 保護観察処分中にリージョンが店の商品を盗もうとするのを止めようとしたにも関わらず首になってしまうデュレル。

 次の仕事を見つけようとするが前科がある身ではそう簡単に働き口はみつけられない。デュレルの元妻は美容院を経営しているがテナントの家賃が値上がりしたため、契約更新するめどが足らず息子を連れてアトランタに移る計画を立て始めていた。

 しかし息子と別れたくないデュレルはリージョンがギャングから請け負った高級車椅子の販売を手伝うことにするが警察に捕まってしまう。

 保釈金で釈放されるもにの、この後、ギャングに支払う売上金と、デュエルの妻の美容院の家賃のお金を手に入れるために、二人は教会に盗みに入る。

 しかし、その日は教会の定例会議の日で教会には関係者が大勢集まっており、しかも金庫にあるはずのお金がすでにないということで、お金の行方をめぐって大騒ぎとなる。

感想を先にいえば「なんだこのグダグダにゆるい映画は....」と見ている間も思っていたし、見終わったあとも思った。

 なんだろう。

 いまもまぁ、よくわからないので”わからない”と書くことでもう記事を仕上げてしまおうかという気持ちにはなっている。

 なんせリージョンが強烈にうっとおしいので、合法の仕事も違法の仕事も意外になんでもちゃんとこなせるデュエルの足をひっぱっているのは、どう考えてもリージョンだし、リージョンと縁を切らない限りデュエル、あんたに未来はないゾとまずは思ったのだけれども。

 グダグダのギャグシーンを重ねながらも何気に教会についてシュールなツッコミをしているとおもえない節もなくはなく。

 教会だけではなく多くの宗教にあてはまることだと思うのだけれど、寄付やらなにやらでお金をさんざん吸い上げるわりに、なんの助けにもならないというか頼りにならないというか。そういう話なのかと思いかけたけれども、でも結局二人は教会にいた人たちの懐の広さに救われた部分もあって....。

んんんんん???

 言いたいこと詰め込みすぎたとかなのかな???

 監督さんはもともと劇作家でこれで映画デビューしたっていうことだから、まぁたぶんそんな感じかな。

 舞台作家さんは同空間でいかにドラマを展開させるかということに長けてるけれど、映像の利点を作品に活かすというのはまた別のテクニックなんだろうな。

舞台作家さんの作品と言われれば、なんとなくちょっと腑に落ちないこともないこともないこともないことも.......
けー

けー