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ボーン・コレクターのjonajonaのレビュー・感想・評価

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)
4.5
小さい頃にみたやつ。
WOWOWで再鑑賞。
寝たきりでも捜査の指揮を取るデンゼルワシントンの万能感よ。めちゃかっこいい。アンジー最高にセクシーな頃。いい波乗ってんね。

○GOOD
・デンゼルワシントン演じる元捜査官のキャラクター。事故により寝たきりで発作の都度いつ死ぬかという状態。しかしながら現役時は現場捜査において右に出るものがいなかった程の天才で人望も厚い。本人は安楽死を希望してるが一連の猟奇殺人が起き、事件を追う為捜査に協力する。収集家としての側面ももち、現状への不満からかかなりの皮肉屋だけど言葉にユーモアがある。

・アンジー演じる新米捜査官(厳密には交通課?か何かの警察官)の魅力。コレはもうアンジーの表情仕草一発勝負。まことにフレッシュ。輝いてる。勝気な性格で男社会の警察上司にも物怖じせず文句を言う。才能を見込まれ捜査に協力するうちに正義感と共にデンゼルの過去に興味を持ち出す。

この二人の座組みが最高。個人的にはサスペンス系の男女刑事ものではハンニバル・クラリスペア位素晴らしいと思う。

・事件を難解にしつつ警察を挑発してくる猟奇殺人鬼。挑発してくる、てのがいいですね。そうじゃなきゃあんま始まらない。
指を切断して謎のメッセージを丁寧残すし、まず殺害方法がかなり残虐で大昔に見ても思い出せたほど印象深かった。

・主人公に敵対する嫌な無能上司がいること。地味に彼がいるから盛り上がるシーンがいくつもある。捜査を押し切って断行したりする場面が熱い。周囲の現場捜査官は信頼してるのに、彼だけが主人公を信頼してないってのも安心して見れるところ。

・濃厚な捜査シーン、あっさりとしたラスト。バランスが気軽に楽しめるいい具合。

○bad
・唯一不満が一点だけ。あの人はあんなことにならんでも!って思った笑。サラッと良いエンディング入って終わったけど…気の毒…笑

全部込みでかなりお気に入り
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