リリー

パニック・フライトのリリーのレビュー・感想・評価

パニック・フライト(2005年製作の映画)
3.6
王道の航空パニックですが、ハイジャックものではなく、主人公が逃げられない機内で心理的に追い詰められるサスペンスの部分と、最後のアクションの部分に分かれているから2度楽しめますね。
レイチェル・マクアダムスの、紳士的な男性(マーフィー)と運命的な出会いをしてから見せる恥じらう表情から、彼の本性を知った後の恐怖の表情への移行が見事です。マーフィーの美しく澄んだ瞳の印象も、それにつれて清潔さから冷酷さへと変わるから不思議です。
非常時に、運動神経は重要です。
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