いくらビデオスルーとはいえ、もう少し邦題を考えたほうがいい
「パニック」も「フライト」もあまりに使われすぎていて
「なんか観たような気がするな・・・」
と思わせる題名のベスト3くらいに入りそう。
どうしようもない駄作なら、こんな事は言わない。
ラスト30分くらいの展開はそれなりにドキドキと楽しめたし
なによりレイチェル・マクアダムスがかなり体を張って頑張っていた。
原題の「RED EYE」ってのは「深夜便」って意味で
使われる言葉らしいけど
たしかにこれを邦題でそのまま使うと
聞いただけでは旅客機サスペンスだと思ってもらえないかも。。
古くは「エアポート’75」などの作品の時代から
「旅客機で起こるパニック」というものに観る人は惹かれてきた。
これは誰もが利用する旅客機(特にエコノミー)という親近感ある場所で
とんでもない事が起こってしまう・・
という設定が惹きつけるのだろう。
そういう観点から言うとこの作品は十分に楽しめると言える。