このレビューはネタバレを含みます
しんどい映画やった。すごくしんどい。。ずっとしんどい。
生きていくのが不器用な人物が主人公である作品というのはストーリーが進む中、必ず、何かが壊れ、誰かが傷つく。
・・なので2人が出会うシーンから、ずっと心に重いものがある状態で観る事になる。
壊れ、傷つくであろう事が前提で話が進んでいくから。
ずっと、やめて、やめて壊さんといて・・と思いながら観ていた。
彼女が永田の事を少しでも理解しよう、彼を守ろう・・とすればするほど彼女が悲しい目に合うであろう事がすごく怖くなり・・しんどかった。
もちろんのこと
ラストは涙が溢れた。
同時に原作の又吉さんはきっとすごく優しい人なんやろうと想像できた。
もっと、もっと悲しい結末にする事はいくらでも出来たやろうにと。
あのラストは逆に救われた気さえする。
観終わって
彼女の「ごめんね、ごめんね。。」という言葉がずっと頭に残ってた。