このレビューはネタバレを含みます
どんな家庭にもどんな家族にも起こりうる、つらい題材のお話だった。
しかし、この題材をただただつらいだけのストーリーではなくクスッと笑わせたり、ホッとさせたりと微妙に心を和ませてくれる。
そんな作品になっていたのは優れた脚本、演出はもちろんのことだけど3人の素晴らしい女優のなせる演技力にほかならないと思う。
その中でも日本を代表する女優である彼女の新たな演技を観ることはもう無いのだと思うととても切なく、日本の映画界にとって大きな損失。。とこの作品を観て改めて思った。
つらいものになるだろうと予想したラストが悲しいだけのものでは無く、どこか温かい気持ちにさせるものだったのは予想外であり
このラストで良かったと思えた。