戦争に行った息子が
ムーダンに16日に帰ってくると占われ、
うかれて外面もはばからず祝膳をふるまうおばあさん。
ラスト、息子ではなく、青大将が帰ってきた。
いがみあっていた外戚のおばあさんが
人を払い、ヘビに「家は心配しなくていい」と優しく言い聞かせ、お供物と実母の髪の毛を燃やした煙でとむらう。
外戚おばあさんと青大将のやりとり。
韓国映画で、母親が息子を溺愛するのは、自己愛と同化しててエゴ丸出しでイヤなところだが、
この外戚のおばあさんが、ヘビを魂の化身として敬い、真心をこめて見送る気持ちはわかる。