宇宙から飛来した円盤はメキシコ近海に落下し、中から巨大なロボット"クロノス"が現れた。地上のあらゆるエネルギーを吸収し放出するクロノスに対し軍は原爆攻撃を決行しようとするが、ガスケル博士(ジェフ・モロー)は原爆でもエネルギーを吸収すると警告する。
史上初めて巨大ロボットが登場する映画。日本初はこの数ヶ月後の『地球防衛軍』らしい。
ロボットの外見はダンボールをふたつ重ねた程度だが、かえってこの方が不気味に感じた。シリンダーみたいなのを上下させて一応、歩くことができるもののとても歩けるとは思えない。
エネルギー吸収型のロボットで原発や核爆弾貯蔵庫などが襲われるが、ガスケル博士は核エネルギーを吸収したロボットが爆発しても、デートの約束をしたりと緊張感はまるでなく呑気なものだった。