クロノスの作品情報・感想・評価

「クロノス」に投稿された感想・評価

購入したDVDで観賞。
宇宙より飛来した巨大ロボットを描くプロップ特撮作品。海外サイト(The 10 Greatest Giant Monster Movies of All Time)では世界の怪獣映画第四位にランクインしている。
slow

slowの感想・評価

2.5
"原発"や"核弾頭貯蔵庫"など…
あらゆる地球のエネルギーを
すべて吸い尽くす鉄の悪魔!!

その名はー"クロノス"ー‼

空から来た"謎の来客"は、
すぐに人間を乗っ取り,
何やら目的を持って動き出す所から
物語は始まる…

研究所の博士に乗り替えると、
同時に"物体"が海面に落下…!!
それはみるみるうちに
目玉焼きが膨らむかのごとく巨大化!w
それは新聞でこう取り上げられた…

ーー"「海獣あらわる!?」"ーー

興味深いのが〈現代〉と〈当時〉の人の
UFOに対する"認識のギャップ"である。

落下する物体を「小惑星」と言うのだが,
私達からするとどー見ても「UFO」だw
一部の人がまだ"円盤"と呼ぶくらいで…
謎の生命体に乗っ取られた人の事も、
「宇宙人」とは呼ばず,"悪魔"と呼んでる。

その悪魔が念じて操るのが、
"海獣"こと,「クロノス」と呼ばれる
鉄の塊なのだが、私にはどう見ても
えんぴつ削りにしか見えなかった…( ̄ー ̄)

驚いたのはそれが歩くシーン!w
三本足が左右とも上下に動きだし、
「モキュッ…♪モキュ…♪モキュ…♪」と,
赤ちゃんの靴みたいに地面を踏み鳴らし,
街を破壊しながら,逃げ惑う人びとを
踏み潰して進む先には…!

〈原発〉と,〈核弾頭貯蔵庫〉!

何でも吸収するので最強!
と思われたのだが…ある科学者が
奇策を思い付く…

"エネルギーを狙う目的"は説明はあるけど、
それもあまり定かじゃない…。
それは取り憑かれた人の解釈で、
"謎の来客"本人は何も語っていないからだ…。
来客はもしかすると,負の遺産である
核と原発を無くすために、
「未来からやって来た使者」だったのかもしれない…。

悪魔と呼ぶには必死そうな顔で、
敵意は微塵も感じられなかった…
それよりラストの人間に怒りを感じる!
「また来るんじゃ…?」
「それまで準備しておけばいいさ♪」
…人類の危機感を全く感じない
アメリカ人の余裕っぷりに呆れてくる( ノД`)…

きっと続編があったら、
あれが数百個送られてきて,
さすがのアメリカ人もコーヒーどころじゃ
なくなってるだろうなぁ。。。(  ̄▽ ̄)

私にはこれはモンスター映画ではなく、
むしろ人類の過ちを正しに来たエイリアンを
やっつけてしまう愚かな人間を描いた
皮肉な映画だな,と感じました(* ̄∇ ̄)ノ。。。
OASIS

OASISの感想・評価

2.6

このレビューはネタバレを含みます

宇宙からやって来た未知の物体クロノスと戦いを繰り広げる科学者を描いたSF映画。監督は「ハエ男の恐怖」等のカート・ニューマン。

メキシコ沿岸の太平洋に落下したクロノスと名付けられた謎のアストロイドを調査する科学者の裏で、クロノスを操るロボットが人間が持つ技術を狙う。
科学者の恋人同士がいちゃつく場面やビーチでの語らう場面など間延びする部分はあるが「人知の理解を超えた何かがある」と目を輝かせて語る博士の眼差しの眩しさはロマンを感じさせる。
例えそれが善悪の判断も怪しい謎に満ち満ちていたとしても。

地球外からやって来たロボットの目的は、自惑星で尽きてしまったエネルギーを外宇宙にある星から補充する為であり、クロノスはその蓄積装置の役目を果たしていた。
破壊しようとした核爆弾のエネルギーを吸収し、巨大化してしまったクロノスが街を蹂躙し破壊していく様はさながら怪獣映画のよう。
逃げ惑う人々を尻目に電気エネルギーなどを奪いながら更にその存在を人間の技術の及ばない脅威的なものに変えていく。
核融合爆弾ですらもドラゴンボールのセルのようにその身に吸収してしまい、もうこれはダメかもわからんねと諦めるしかない場面になって新聞の紙面に踊る「失敗!」という軽い文面が状況の深刻さに合わなくて笑ってしまった。

映画の冒頭に登場した、ちょっとお間抜けさんなスーパーコンピュータのスージーが思わぬ活躍を見せる後半の展開が良く出来ている。
オメガ粒子がどうだとか、自己分解がどうとか理論的なものは理解しかねるが、要するにかがくのちからってすげー!という事で納得する。
宇宙人はエネルギーを物質に変える技術を持っていて、反対に地球人は物質をエネルギーに変える技術を持っているという事は、双方が協力的であれば更なる技術の進化が望めそうではあるが、宇宙人側にはそんな気はさらさら無かったようだ。

そんな相容れないもの同士の科学では解決出来ない問題を描こうとしているには余韻がやけにアッサリしているような気もするが。
「問題は片付いたし、さっ、映画でも観に行こっと。」というようなあまりにもスッキリし過ぎている所がかえって何だかなぁと物足りなく感じてしまうのだった。
ワン

ワンの感想・評価

3.0
2016/03/19
『クロノス』というタイトルは2つあってアチラはギレルモ・デル・トロの長編デビュー作らしいですが、コチラは史上初めて巨大ロボットが登場する映画らしいです。ちなみに日本初はこの数ヶ月後の『地球防衛軍』らしいです。

ロボットの外見はダンボールを2つ重ねた程度のものですが、かえってこの方が不気味です。一応、シリンダーみたいなのを上下させて歩くことができるようなのですが、とてもそうは思えません。

エネルギー吸収型のロボットで原発や核爆弾貯蔵庫などが襲われますが、主人公たちは結構のんきなもので最後核エネルギーを吸収したロボットが爆発しても、デートの約束をしていました。