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CO2のはのレビュー・感想・評価

CO2(2010年製作の映画)
1.3
ディザスタームービーだが、相手が二酸化炭素なので一切視覚的な表現が出来ず、登場人物にひたすら説明させるしかない雰囲気は結構辛かったw
それでしか山場が作れないためか、全員常にヒステリックに言い争っていたり。
製作者の苦労を感じる、と思わせる映画は沢山あるが、この映画は苦労を通り越して悲鳴すら聞こえた気がした。
なんの特殊効果も必要ないので低予算でいけると踏んだのか、自縄自縛ぶりになんかすごく笑ってしまった。
1メートル程の橋の亀裂を渡るシーンにかなりの時間を割いたり、尺埋めるのが大変だったのかなあ。
あんなの大人なら飛び越えて終わりだろ。

異変に気付いた登場人物達が結構酸素ボンベなしで行動できてたのが割と疑問。
作中かなり人が窒息死してたり、車が動かなくなってたりしてたが、なぜ彼らだけあんなに動けたんだろう?
人が死ぬ二酸化炭素濃度は7パーセントらしいが、この環境下では人間は数分で意識を失うらしい。
ガソリン車が動かなくなるくらいの大気組成がどれくらいかはわからないが、酸素もそれだけ薄いのなら尚更数分も活動できないのでは?

まあなんか、お疲れ様でした。
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