ジャン・コクトーの観る
「オルフェ」の終盤シーンが少し
流れて始まるコクトーが考える
映画とは芸術とは
「オルフェ」に登場した3人出て
ますが観てる方が良いのかもしれ
ない程度でそもそも本作を「オルフェ」
の続編と完全に理解するにはどちらも
相当深く観ないと無理じゃないですかね
コクトー自身演じる中世の貴族風が時空
を飛び越え現代に現れるが戻れなくなり
生と死の狭間?なのか謎の空間を彷徨う
話(多分そんな感じ)
時間という概念を捨てるのと死に生を
吹き込むのと「理由」を問うな。
映画はこうあるべきで自分にピンと来た
のはこの3点で他にもメモしたいぐらい
の名言多数です
小難しい事言ってる様ですけど今の商業
映画にも通じる所あるかもで「理由」問
うなは劇中でコクトーが言われる。
何が起きても「何故」というなかれです
リアリズム映画も好きですけど対極にあ
ると思われる時間に自由なのも好きだし
中途半端なリアルよりは何でもアリの方
が面白いのでこの3点に同意する人は
面白く観れるかもしれません
「芸術家が発見する以前にその芸術は存
在していたのだ」
見えない人には見えない物がこの世には
溢れてるってことかな。
この台詞一番好きです
ハイビスカスと風船と煙