タランティーノもメジャーどころで残ったのはキルビルとジャッキーブラウンくらいになった。こんだけ刺さる率が高い監督も珍しい気がする。
THEって感じの本作。
ナチを殲滅しちゃいバスターズ。
例によってめっちゃ撃ってめっちゃ斬ってめっちゃ死ぬ。
大佐のおかげで会話劇がいつもより緊迫感マシマシで楽しい。
章仕立てになってるわけですが、とにかくこの映画の魅力要素全部詰め込んでる1章が素晴らしい。いやまあ全章面白いんだけどやな。
どの作品にも共通するけど爽快と凄惨が共在する画が気持ちよすぎるよな。
タランティーノにユダヤ関係のこと教えたのはイーライロスだそうで、この人役者もできんねや。まあ趣味合いそうなコンビ。
あとお馴染みのサミュエルLジャクソンどこに出てんのか思たらそこか〜い!👆💦
ラストの劇中劇場のシーンでは公開当時ユダヤ系のご老人が物凄い高揚してたみたいで、ナチ関係というか戦争のカタルシスってもんは生涯現役なんだな〜。
こういう作品ってドイツ人はどう受け止めて観てんだろ。
そんな重苦しく血みどろの題材を使ったシンプル爽やかアクションサスペンス。長さを感じさせない傑作。
私もメラニーロランちゃんと2人で映画館を経営したい。