いぐあな

日本のいちばん長い夏のいぐあなのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い夏(2010年製作の映画)
3.2
75回目の終戦の日を偲び鑑賞。
いわゆる映画、ではない。

1963年6月3日、半藤一利が企画した座談会を復元した文士劇。

文士劇
作家、新聞雑誌記者などの文学者が演者の中心となって上演されるアマチュア演劇
ーwikipediaより

座談会のテーマは敗戦の日を振り返る。
その当時、政界、マスコミ、軍隊、捕虜、看護師など様々な立場にいた人を集め、長時間にわたりヒアリング。
その後この座談会を受け、半藤一利は「日本のいちばん長い日」を執筆。

文士劇とするには、キャスティングがちょっとイマイチ。かな。
一方、出演者自身の戦争への思いを語る場面は興味深い。
映画としてみるよりは、これを事実として受け止め、戦争を語り継ぐための一つのきっかけとなれば。

視聴後は是非「日本のいちばん長い日(1967)」を。
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