正義の2人組ルチャ・ドールが、悪魔と契約を交わしたゾンビ・レスラーと対峙する。メキシコのプロレスラーをフィーチャーしている、ヒーロー映画。

エル・サント（最高位のトップレスラー）に怨恨を抱いているゾンビ・レスラーが、復讐のため姿を現す。ミル・マスカラスとブルー・デーモンが相手して、ラストでエル・サントが良いところを持っていく。この展開が「サント映画」の雛形になっている。

一応のところ、試合中のルチャ殺法が映像に収められているが、ゾンビ・レスラー相手になるとチョップとキックの格闘戦が主体になる。ハモンド・オルガンの音楽、足元を気にするゾンビ・レスラーなど、全体的に「可愛らしい映画」という印象。

余談だが、新日本プロレスのレスラーをフィーチャーしているVシネマ「マッスルストーム」（1995年度）では、終局に入ると長州力がいきなり助太刀にやってくる。サント映画のオマージュの可能性あり。

あるメキシコの墓地を観光するツアーにて。ガイドさんが壁に立ってるマッチョのミイラを指差し、「あいつ今日蘇るで」と衝撃発言をして始まる。
なんと、この手の映画では珍しいことに腐敗したはずなのにマッチョなミイラが何故かこのタイミングで蘇るのに理由がある！！
そうそれは英雄サタンに復讐するため！……なるほど、そりゃ蘇るわ。
んでなんやかんやいろいろなこと起きてミイラみんな死んで終わり！

途中寝たけど起きても同じシーンだったため問題なし！
敬意の1点

メキシカンレスラーが主役のゾンビ映画。ほんとにつまんないw