青二歳

日本の夜と霧の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

日本の夜と霧(1960年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

大島渚のシネスコ長回し。撮影時間を短縮するため考え抜かれたような…或いは行き当たりばったりのようなカメラワークが面白い。
破防法/60年安保の世代間の差…学生の頃、辛うじて60年安保/70年安保で似たようなやりとりを生で見れたことがあります。バイト先が左翼(おじいちゃん)の溜まり場だったから(ノ∀`*)さすがに破防法/60年安保はなかった。
ただ単に反権力やアナーキズムというのではなく、日本の独立性を考えていたり、日本人なのにアメリカに協力するの?など、節々に日本を想う熱情が伺えて感動する…けど共産党はこの頃はまだまだモスクワコミンテルンからの指示が強かったと思ったが。どうなんだ。まぁ…とにかくこの大反省会を結婚式でやるなという。
青二歳

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