全員悪人 のキャッチフレーズに偽りなし。
北野ワールド全開ですね。
一作目はほとんど東京を拠点に置く大手のヤクザ組織・山王会の内部抗争のようなストーリー。
村瀬組という外部の組織はあるけど、色々利用されただけだった。
デカいヤクザ組織は2次団体(本作でいう池元組)、3次団体(同大友組)とかに分かれていて、それぞれが親子の盃を交わす。この盃事はホンマに大きい意味を持つみたいやね。
歯医者のシーンはマジで痛そうやし、グバナンの大使も巻き込まれてるだけで大変やったね。まあ死ななくて良かったんじゃない?
本作は結局、ビートたけし率いる大友組が抗争に敗れて、裏切り者や裏の黒幕が勝って終わる。まあ、誰にも正義はないんやからその辺はいいんやけどね。
とりあえず傑作だと思う。