男たちとの関係を描く場面が多くて、私にはそれが邪魔でしかなかった。
女性目線で見て、私が単に「ガブリエル・シャネルという人物はこうであってほしい、こう描いてほしい」と理想像に縋っていただけなのかもしれないけど。
当時のファッション業界でココは異色であって、彼女の提案がどう受け入れられていったのか、シャネルというブランドへの成長過程をじっくり見たかった。彼女のセンスに影響を受けた女性たちの様子も。
いつの間にかファッションショーで仕切っていて、あれ?と。ちょっとついていけなかったし、そもそも映画に入り込めてなかった。
好みは分かれると思う。