このレビューはネタバレを含みます
ココ・シャネルことガブリエルという女性の若年時代に焦点を当てた伝記的作品。
時は第一次世界大戦前夜。ガブリエルは姉と共に孤児院で育つ。
パブ的なところで歌をやりながら生計を立てていたが、性格が尖りすぎてて失業。
バルザンという貴族?の愛人ポジションにおさまるが、そこでイギリス人のボーイに出会い、情熱的な恋をする。どちらとも愛人ポジションは崩さず、2人の間で揺れながらも、帽子職人としての道を突き進むという展開。
んー、ガブリエルの感情が全然分からなかった。基本的にずっと神経質で、口も悪いし、愛想も悪いし、なぜバルザンとボーイがハマったのかも良く分からない。
ファッションセンスに関しては天性のものなのか、別にどこで修行したわけでなく、勝手にのしあがれるし、そもそも恋愛部分ばかりで仕事の描写はほとんど無かった。
半生を描くわけでもなく、若年の頃しか描かないし、これココ・シャネルである必要あったかな、という感じはした。
フランス貴族のかくれんぼは楽しそうだったね。