すー

アングスト/不安のすーのネタバレレビュー・内容・結末

アングスト/不安(1983年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

メモ:
不快と退屈は両立しないと思ってました。
でもそれは大きな間違いだったのです。
しっかり不快なのに、むちゃくちゃ眠くなった。アングスト。

犯行があまりにも雑だし、行き当たりばったりなのはリアルなんだと言われたらそうなのかもしれないけどさ…。
犯行後もひたすら死体を運ぶのを見せられたり、テンポが悪し。
「ふむ。死体を運んでるな。」
「ああ…運び終わるまでこのシーン続くのか。」
「はやく終わんないかな。展開ないな。」
「あ、1人終わった。でも家族全員運ぶんだもんね。」
「ふむ。死体を運んでるな。」

「まだ運んでますね。」
くらいの展開の遅さ。そんなのがいちいちあってつらかった。
ひたすら家の周り調べてクルクルしたりとか。
行ったと思ったらキョロキョロして戻ったりとか。
林の中をダバダバ走ったりとか。

あと被害者の真剣さが足りない感じも気になった。命がかかってる感がなくて他人事みたいな感じでなんかのんびり。

BGMも場面とマッチしてなくて不協だし、冒頭のカメラワーク画面酔いしそうだった。
評価は割と高いみたいなんだけど、それはこの映画を低評価にする層はそもそもこの映画を見ないからじゃないかと睨んでいる。
個人的にはあんまり好きじゃなかったな。愛せない種類の映画でした。

かつてヨーロッパ全土で上映禁止になったみたいですが、この映画にそこまでのパワーあるかな?
時代の問題か、それとも、主演の俳優の憑依しきった演技がリアルっぽすぎるからかな?
むぅわからぬ。
すー

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