イギーポッポ

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップのイギーポッポのレビュー・感想・評価

3.0
監督が撮影対象に撮影対象にされて監督される??その時点でらしさ全開。
勘違いこそディスティニー!かどうかはともかく、“おもろくて、やがて悲しきなんちゃって”“踊るアートに観るアート、同じアートなら踊らにゃそんそん♪”
多層的に観ることが出来る本作だが、アートの価値をこけにして、価値観の逆転を図れば、それは既にバンクシーのアートである。だとするならばこのドキュメンタリーは正しくバンクシーの映像作品。そしてそういう意味ではバンクシーとして予定調和!?
パンクな哲学でアートテロを仕掛けたバンクシーやOBEYのシェパード達、今や大御所作家の若かりし時代を捉えてるのも貴重。