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『デッドロック』に投稿された感想・評価

lemmon

lemmonの感想・評価

3.8
胸糞悪い殺人者で、
苦手なスチュワートグレンジャーが主演。
(「北の狼」だけは好き。)
あ〜萎える萎える😂。

金目当てで結婚した年上の女房にコキ使われ、また老けた彼女を微塵も愛せなくなり毒殺。ベタ惚れされる女中にバレてしまうが、彼女にも手をかけようとするが、勘違いで別の女性を撲殺。それでもなおベタ惚れされる女中に罠を仕掛けようとする。


本作、主人公は案外どーでもよい。
面白いのが女中リリーを演じるジーンシモンズ。
ある意味怖い😰。
猪突猛進🐗。突き進んだゆえに魅せるラスト。
浸る浸る。自己陶酔か😅。
こんなに愛してあげているのに可哀想とは思いつつも、
すごいキャラクターとして成り立っていて
なんだか笑ってしまう。それでも尚ね😏。

あとは登場時間が短いが亡き女房に仕えていた女中を演じたマージョリーローズ。なかなか強烈😆。彼女がもっと絡んでくるかと思いきや、早々に退場で残念だった。


演出に演技に、あざとさ満載だが、
他になく、なかなか楽しかった👍。

主人公、残念無念でありがたかった。
胸のクソが少しは流れていったよ。
こぅ

こぅの感想・評価

4.4
狙っていた 念願の初っぱな レヴュー
('18.5 発売ソフト)

アーサー・ルービン監督による
【ラブ・サスペンス】。

ジャケ写が中々オシャレ。

胃腸炎で妻を亡くしたスティーブン(スチュワート・グレンジャー)。悲しみに暮れる彼を実業家のトラヴァースと娘のエリザベス(ベリンダ・リー)、弁護士のデイヴィッド(ビル・トラヴァース)が屋敷まで送る。女中のリリー(ジーン・シモンズ)は、スティーブンのある秘密を知る…。


【映画の出来を早期に見抜く方法】として、
タイトルが出てから15分以内にどんなジャンル⁈で、主人公が誰か⁈というのがしっかり提示されていれば良品(例外もある)。という定説があるが、本作は、正にドンピシャの好例だった。


兎に角、脚本が秀逸で無駄無く、テンポ良く、展開
も飽きさせず、90分サクサク観れる。
メインの愛の他にもう一重の愛も描かれ、愛の
残酷さをより際立たせている。
これはキャスティングの巧さ。
カラーだし【64年前】という古さは全く感じない。

センチメンタルな劇伴(テーマ曲)も良かった。

中盤手前の濃霧犯行シークエンスは、ハラハラ
する。
展開上、ここでのご都合主義はやむを得ない。


モヤモヤしないラストは、【一途の貫いた愛】を
セリフと表情(涙)でジーン・シモンズが感動的に
締める。

愛と余韻で言えば【仕◯て屋の◯】女性版と言え
なくもない。

追記
※レンタル無く人目に触れず埋もれていくには余りに
勿体ない佳作。
英国ゴシック・スリラーの隠れた逸品。監督は「オペラの怪人」(1943リメイク版)のアーサー・ルービン監督。美術は「回転」(1961)のウィルフレッド シングルトン。原題「FOOTSTEP IN THE FOG(霧の中の足音)」。

19世紀末ヴィクトリア期ロンドン。豪邸の主人スティーブン・ローリー(スチュワート・グレンジャー)は妻の葬儀に参列していた。若い女中リリー(ジーン・シモンズ)は邸の地下室で妻の名が書かれた薬瓶を手にし疑念を抱くが。。。

閣下さまのおススメで鑑賞。大きな肖像画、ゴシックな屋敷、黒猫の名演、霧のロンドンと、大好物な要素が何れも上質な映像で描かれた偏愛的スリラーだった。

序盤のシナリオ展開が非常に段取り良くあっという間に映画に引き込まれる。女中リリーが地下室で瓶を発見する場面にはシーンが飛んだような違和感を憶えるが、実は“映画で描かれているタイムラインの前にリリーが起こした行為の結果”が描かれていたことが直後に明かされて腑に落ちる。この鮮やかな省略演出は本編全体にミステリー効果をもたらし、観客は以後リリーの言動に対して「映画に映っていないところで何かしているのではないか?」と不信を抱きながら観続けることになる。

ジーン・シモンズの個性もそこに輪をかけていた。「天使の顔」(1953)のメンヘラ少女や「エルマー・ガントリー」(1960)のカリスマ宗教家など、“視野の狭い一途な純粋”を演じさせたら彼女に比する女優は思いつかない。本作でも本領を発揮し映画に強い個性をもたらしていた。

個人的偏愛なゴシックムードに満ち、客観的に見ても映像・シナリオ共に上出来な隠れた秀作スリラー。

※スチュワート・グレンジャーとジーン・シモンズ夫妻の最後の共演作。1960年に離婚し、同年シモンズは「エルマー・ガントリー」で組んだリチャード・ブルックス監督と再婚。