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死体と遊ぶな子どもたちのEirainのレビュー・感想・評価

死体と遊ぶな子どもたち(1972年製作の映画)
2.8
毎度!ハピネット"ホラー・マニアックス"シリーズ第14期 第1弾 2作目はこちら、『死体と遊ぶな子どもたち』。

団長の男に率いられ、とある無人島にやって来た劇団一座。そこは一面、不気味さと死臭が漂う荒れ果てた墓場。団長の男は、墓から掘り起こした死体を使い、用意していた魔術書を基に"蘇生の儀式"を行うが、何も起こらない。「騙された」と憤慨した団長の男は、死体を花嫁に見立てて"お遊び"に耽るが―――。

『死体と遊ぶな子どもたち』という印象的な邦題だが、原題が"Children shouldn't play with dead things!"なので、ほぼ直訳だったという驚き。実際に死体で遊んでいたのは、子どもではなく大人。「死体と遊ぶな子ども(染みたいい大人)たち」かな?

内容はどストレートにゾンビ映画。これといって特筆すべきことは無いのだが、それはそれで実家のような安心感。古き良きB級ゾンビ映画が観たい方にはおすすめ。個人的にはラスト、自分が逃げる為に身代わりに団員をゾンビの群れに放り込むのだが、放り込まれた団員を受け止めたゾンビらが一瞬動きを止めて、「ええぇぇ、お前まじかよ・・・。」みたいな雰囲気で団長を見るのが面白すぎた(笑)
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