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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のEirainのレビュー・感想・評価

3.2
その唯一無二の作風がクセになる、ウェス・アンダーソン監督。『グランド・ブダペスト・ホテル』→『アステロイド・シティ』→『ムーンライズ・キングダム』と観ての次はこの作品、『フレンチ・ディスパッチ』を鑑賞することに。

才能と個性に溢れる記者たちが唯一無二の記事を載せる『フレンチ・ディスパッチ』誌。しかし、急死した編集長の遺言を受け、廃刊となることが決定。編集長&雑誌の追悼号に載せることとなる記者たちの記事はどのようなものなのか―――。

各記者の個性豊かな記事を映像化したオムニバス形式の一作。(当然ながら、)記事の内容も記事に登場する人物も記者もぜーんぶ"ウェス・アンダーソン・マインド"なのでハチャメチャ!どのストーリーもその謎の勢いでよく分からないまま過ぎ去っていく。(そもそもちゃんと決着したのかも怪しい。笑)まあそれこそが"唯一無二"と言わしめる監督の作風でそれがいいんだ!・・・や、もうちょっと収拾を付けて欲しかったかな?(苦笑)

それにしても、レアさんのプロポーションが素晴らし過ぎての。神々しい芸術的なエロスでしたわ。
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