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ファイナル・オプションのcatmanのレビュー・感想・評価

ファイナル・オプション(1982年製作の映画)
4.0
1982年公開。70年代後半のクライムアクションTVシリーズの最高峰『特捜班CI-5』のルイス・コリンズ主演。これは初めて観ました。U-NEXTありがとう(^^)

前半はちょっとモタモタしているものの、事件が発生してからはグングン物語がドライブして最高に面白い。コリンズは流石の身のこなしで銃器の扱いも見事。痺れるぅ。英特殊部隊SASの完璧な仕事人っぷりが半端なくてテロリスト一味を容赦なく次々と退治するのが痛快。女性リーダーが射殺された際に、潜入捜査中に彼女と行動を共にしていた主人公がほんの一瞬だけふと寂しげな表情を見せるんだけど、感傷的になるのはその程度で十分。それと人質として囚われてしまうUSの政府高官がリチャード・ウィドマークでビックリ。中盤でじっくり描写されるテロリストとの会話は本作の静的シーンのハイライト。ウィドマークがバリ渋い。更にロバート・ウェッバーも良い味出していて流石。ロイ・バッドによるシフリンタッチの劇伴もなかなかイイ。


誰か『特捜班CI-5』の日本語吹替付きのBDボックスセット出してーー!
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