dowaikiは家にいる

ダブル・キラーのdowaikiは家にいるのレビュー・感想・評価

ダブル・キラー(2010年製作の映画)
3.0
〜最弱のふたり〜

ここ最近の"いい人"じゃないユ・ヘジンがみたくて。しかしダブル・キラーて…ダサすぎる題名とポスタービジュアルから感じるヤバさ。モンゴル帝国の歴史ものみたいだ…
最終手段ゲオ宅配。しなくて良かったかも。

うーむ。終わってみれば筋は通る気はするが。過程がユルい。納得いかん。
動くことすらままならない病人同士がベッド越しに殺しあう。「殺さないと殺される!」コミカルに描いてもいいけどさ、シリアスに落とすならもっともっと詰めないと。もっと気をつけないと。
汚いおっさんが二人ごちゃごちゃこちょこちょと…何やっとんねん!茶番感がすごい。

「自分を殺したい男(この設定要る?)」チョン・ホジン。最初チェ・ミンシクかと思った。『オールドボーイ』顔面下位互換。
ユ・ヘジンはきっちりユ・ヘジンで助かった。じゃなかったら見るとこなかった。

俺的ユ・ヘジンのベストアクトは『公共の敵』のナイフの名人役。愛すべきユル・ワル脇役。そういうの俳優の格としてもう無理なんだろな。悲しみアリ。