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ゾンビの怒りのblacknessfallのレビュー・感想・評価

ゾンビの怒り(1973年製作の映画)
2.7
ユーロ・トラッシュの大物、ミスター・狼男ことポール・ナッシーの映画。
古いゾンビ映画追ってた時に観て、非常にガッカリした記憶があるのに何故また観たのかと言うと、うーん、まあ、時々こーゆーの観たくなる性質なんで笑
ゾンビの怒りってあるけど、正確にはゾンビ使いの怒りだね。このゾンビはロメロ以降の無軌道に人を襲うのじゃなくて、呪いをかけられて操られる哀れな方のゾンビ。私はゾンビと歩いた、とかの古典的な。
ゾンビ映画としてはマジで観るとこないけどナッシー映画としては贅沢で完璧だよ。狼男はやらないけど一人三役!心優しいクリシュナ教の聖人、どす黒い復讐に燃える聖人の兄、そしてサタンと色んなナッシーが楽しめるよ笑(サタンはフル・メイクで誰だかわからないけど、、)
そしてゴツくて肉厚で角張った顔の暑苦しいおっさんなのに何故かモテまくる!状況が切迫してるのに唐突に始まるラヴ・シーン!ナッシー映画に欠かせない要素もバッチリ入ってる!
もうナッシー・ファンには堪らない映画だよ、それ以外の人にはオススメできないけど…
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