昭和初期の大分県海岸地方が舞台で豊かな自然も活写されており、原節子が勤める製糸工場の様子も観ることができる泣き虫九州男児（少年）の成長冒険譚。監督の熊谷久虎は原節子の義兄らしく「柿の木のある家」の浄明寺花子が脚本でお互い子供の風景描くのが巧い者同士っぽい。見どころは海賊クラブという子供集団のやりとりや母性炸裂原節子の変顔、それとジブリっぽい多々良純&清川玉枝夫妻もお忘れなく。ラスト試験場へ急ぐシーンで「フレーフレーお母さんっ！」って応援するのは良いんだけど抱っこされてて自分で歩く気が全く無い主人公に笑う。少女時代の磯村みどりがとんでもなくべっぴん。大量のコウモリ見ちゃうとコロナウィルス思い出しちゃう、、

• #mingo2020

学校でイジメられ、“海賊クラブ”なる謎の集団に入る泣き虫少年に、カルト宗教にハマる悲しい大人の面影を見る…。佐分利信は期待通りのDVクソ親父役だが、それでも夫にすがるしかない原節子もいかにも原節子。見所は子供の前では気丈な母親を演じ続ける原節子の変顔。あとは清川玉枝&多々良純の夫婦漫才。

マザコン製造機原節子！海賊クラブとかいうガキの集まりとかお世話になる家の夫婦とかギャグ線高くて笑っちゃった