leyla

サイコティックのleylaのレビュー・感想・評価

サイコティック(1974年製作の映画)
3.6
最初から最後まで不可思議。主人公のリース(エリザベス・テイラー)が何者でどこへ向かい、なぜ彼女と関わる人はインターポールに尋問されるのか、全くわからないまま不穏に進む。

リースは何人かの男にムラムラされたり、アンディ・ウォーホル演じるどっかのエライ人と接したり、すべてが意味ありげ。でも謎は解決されない。

観終わってみると、派手な服を着た42歳のワガママで欲求不満の女性が死に場所を求めていただけだったかのような。

当時、すでに落ち目のリズですが、主演作品はこれが最後なのだそう。美貌と豊満なボディには目を見張る。リズ様のPVを観ているみたいでした。

ハッとするほど美しいカットがあります。撮影はヴィットリオ・ストラーロ。
leyla

leyla