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KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XVのRのネタバレレビュー・内容・結末

KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV(2016年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

自宅で友人2人と鑑賞。その後友人1人と鑑賞。

「ファイナルファンタジーⅠⅤ」のフルCG映画化にして本編の前日譚的作品。

監督は野末武志。

FFは12までプレイしたりと何本かやったことがあって、世界観も好きだが15はPS4が高くて買えないのでまだプレイできてない。

なので、本作も見ることはないんだろうなぁと思っていたが友だちがどうしても観たいということで鑑賞した。

結論から言えば、すげぇおもしれぇ。つか、正直15の前日譚的な作品だけど、1本の作品として観てもすごくクオリティが高い。

まず、冒頭の語りからわかってはいたが、CGのクオリティが半端ない…。

ブルーレイで見たというのもあるが、使い古された言い回しだが本当に何度も「実写かよ!」って思うような場面がたくさんあった。

そう思うのはモーションキャプチャーでちゃんと撮っているということもあり、ちょっとした首の傾げ具合だとか、手や足の動作だとかの仕草もすごいが、涙を必死に我慢して目が充血しているようにる見えるところなど細かい部分もより実写に近い形にで表現できているところがまたすごい。

それに加えてFFならではのファンタジー要素も健在。魔法と機械、それに都会の街並みという世界観に加えて、モンスター、飛行船、ロボット、騎士など非現実的な要素が入り乱れて情報量が多いこと。それでいて「ユニクロ」があったりとこちらをフフフと言わせるようなディテールもあったりするところが憎いね!!

とくにモンスター描写はすごかったなぁ。序盤のベヒーモスやケルベロス、そして「シガイ」と呼ばれる巨大モンスターもフックとしてグッと興味を持ってかれたし、中盤、FFユーザーならお馴染みの6の「あいつ」も登場したのは嬉しいサプライズだった。

終盤の展開も詳しくは言わないが、もう本当に「すごい」としか言いようがない展開の連続。あえて表現するなら「パシフィック・リム」の香港大決戦を彷彿とさせるような怪獣決戦になっていてブチ上がること間違いなし!!正直ここの展開を観ていて、なぜ劇場に観に行かなかったのか悔やんだぐらいだ。

でも一番心にズガン!ときたのが、主人公ニックスの去り際のシーン。かつてここまでカッコいい去り際があっただろうか?朝の光が差す中、ニックスの最後の一言が…クソ、カッコいいぜー。

ニックスの声を演じた綾野剛(「東京スワンⅡ」も個人的には綾野剛が好きだということを抜かしても良かったと思う。忽那汐里(「キセキ あの日のソビト」)も頑張ってたと思う。

正直思っていた以上に良かった。

そして、観るとエンディング後のワンシーンといい「FF15」がやりたくなること間違いなし!!

まぁ俺はPS4持ってないんだけどねー涙!!
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