2018.12.9 DVDを再見。
かなり前ですが英国国立映画館のハマー特集の際に大スクリーンでも鑑賞。
そういえば特集の期間中にドラキュラにちなんでか映画館の外に献血車が来ていて献血したことを思い出した。かなり不謹慎ですよね。
ハンガリーの悪名高きバートリエリジァベートを下敷きにしたハマーホラー「ドラキュラ伯爵夫人」。主演のイングリットピットはレズビアンバンパイヤのイメージが強いですが意外にも吸血鬼役は「ヴァンパイアラヴァーズ」だけなんですよね。
かなりスケールの小さな話しになってます。エリジャベートは一説には千人単位で娘を殺していた訳ですから。予算の少ないハマーホラーなので仕方がないにしても脚本自体が詰まらないと思います。亡夫の友人の息子に一目惚れして若さを手に入れるのに必死になるなんて男目線の語り口じゃないかと。
とにかく盛り上がりにも欠けるし日本で公開されなかったのも納得の出来です。
特集上映の際にはエリジャベートが巨大な海綿(スポンジ)で血を塗っているシーンで大爆笑になってました。
せめて血の風呂に入れよ!って思います。
レスリーアンダウンが可愛い。