K800

地球最後の男のK800のレビュー・感想・評価

地球最後の男(1964年製作の映画)
3.3
「周囲に感染者が出た場合、外出を控え"密"にならない様に」

疫病の流行により人ではない何かになってしまった人間たち(多分吸血鬼)。そんな中、1人だけ生き伸びている地球最後の男のお話。

アイ・アム・レジェンドの元ネタと言った感じ。登場する元人間たちは吸血鬼らしいが、どちらかと言うとゾンビっぽい。吸血鬼のビジュアルや演出に怖さはないが、一人ぼっちという空虚な世界は怖いと思った。
現実離れした作品ではあるが、どこか今のコロナ禍と重なるところがある様にも感じた。
ラストはなんだか悲しかった。映画冒頭では想像してない方向に話が進んでいったのは意外性があって良かったが、好き嫌いが結構分かれそうな感じだった。
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