ゴン吉

築地魚河岸三代目のゴン吉のレビュー・感想・評価

築地魚河岸三代目(2008年製作の映画)
4.0
魚市場を舞台にした男と女のヒューマンドラマ。
大沢たかお主演、田中麗奈がヒロインを演じ、伊原剛志、森口瑤子、伊東四朗、大杉漣、佐野史郎、柄本明らが共演。
原作は、はしもとみつお作画のビッグコミック連載のマンガ。 

東京でサラーリーマンをしている赤木旬太郎(大沢たかお)は、公私混同の無茶ぶりな指示を出す上司(佐野史郎)から社員にリストラを告げる役を指示される。リストラ対象者の中には昔世話になった元上司の金谷(大杉漣)がおり、不本意ながらも金谷にリストラを勧告すると、素直に受け入れてくれた。金谷には末期がんの妻がおり、リストラを機に奥さんの故郷の千曲に帰郷して看取ることにすると言う。赤木が、奥さんの見舞いをかねて金谷を訪ねて千曲に行くと、そこで人としてあるべき姿を見つける。赤木は早速会社に辞表を提出し、付き合っている彼女(田中麗奈)の父親(伊東四朗)が築地の魚市場で構える仲卸店”魚辰”で働き始める。そこには彼女と親しい恋敵と思える男(伊原剛志)が働いていた....

理不尽な指示ばかり出す上司のいる会社を辞め、脱サラして魚市場に飛び込み、不器用ながらも新しい生活が始まる。
市場では男と女の様々な人間模様が繰り広げられ、彼女の知られざる秘密も明らかになる。
ちょっぴり泣いて沢山笑って最後はニッコリです。
「みなさん どうか その日が来るまで こいつを厳しく鍛えてやってください どうぞよろしく お願いいたしやす」  

2023.10 TOKYO MX TVで鑑賞
ゴン吉

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