Kumonohate

座頭市血煙り街道のKumonohateのレビュー・感想・評価

座頭市血煙り街道(1967年製作の映画)
3.9
母親と死別した幼子を連れ父親探しの旅をする市。だが、父親はヤクザに軟禁され御禁制の奢侈エロ絵皿作りを強いられていた。

監督が三隅研次に戻ったので一安心。安定の出来映え。白眉はクライマックスの勝新太郎vs近衛十四郎の壮絶な殺陣。背後から斬りかかる市の仕込み杖を背中に回した刀で受ける、なんていうカットを割らないで繰り出される神業が続出する。シリーズ全作通じて屈指のチャンバラといわれるだけのことはある。
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