座頭市血煙り街道の作品情報・感想・評価

座頭市血煙り街道1967年製作の映画)

製作国:

上映時間:87分

ジャンル:

3.8

「座頭市血煙り街道」に投稿された感想・評価

takato

takatoの感想・評価

3.8
 数々の良作を出してきたこのシリーズでもトップクラスの作品。三隅監督らしい(子連れ狼とかは除く)、人情の機微と日本の景色を切り取るセンスが光る。ただ、シリーズ全体にも言えるけど、もっとストーリーが締まってるとより面白くなりそうなのになぁ~。今回では、近衛十四郎さん演じる公儀隠密のキャラをもっと掘り下げてられてたらより良かったのにねぇ。90分しかないとはいえ削れるシーンは充分ある感じだし。


 ただ、子供がずっと描いてた絵が…って場面は思わずジーンときてしまった。
R

Rの感想・評価

3.6
さすが三隅研次といったところか。
第1作を撮った監督にしかできないアレンジを感じさせる。

子連れ座頭市
子供を連れて旅をするっていう『血笑旅』と同じ構成
ラストの近衛十四郎との殺陣が素晴らしすぎて観入った
小池朝雄出てて嬉しかった
CSで放送されていたので録画。
勝新太郎の『座頭市』は、子供の頃テレビで幾つかみていたが、映画は北野武版以外は多分初鑑賞。

ストーリー的には良くあるパターンの勧善懲悪もの。やはり、勝新太郎は、このキャラクターが一番あっているかもしれない。

この作品は、映画としては第7弾らしいので、他の作品も今後観ていきたい。
1127sn

1127snの感想・評価

4.1
雪の中の殺陣 vs.近衛十四郎、かっこいいっす。かっこいいっす。
電気羊

電気羊の感想・評価

3.0
ラストは西部劇のシェーン・カンバーックだよな。ストーリーはどうでもよい。メインは日本刀によるチャンバラ・アクション=殺陣を堪能する映画。勝新太郎の逆手切りが格好良い。
旅の宿で相部屋だった母子の母親が病死し、その子供を父親が居る米原まで連れて行く事にした市(勝新太郎)。
市がやくざ者達に襲われた時や旅芸人ら一緒にいた時など、道中で侍の赤塚多十郎(近衛十四郎)と度々出くわしていた。
そして息子の父親を見つけた市だったが、その父親はご禁制の絵師だった。
多十郎は幕府の隠密としてご禁制の絵に携わった者達を暗殺する役目で・・・。

勝新太郎版劇場シリーズ17作目。

座頭市が子連れで旅するというパターンは前にもあったな〜と思ってたら三隅監督だったんですね。

流れとしてはマンネリなのですが、なんと言ってもラストの近衛十四郎演じる赤塚多十郎との対決!
いつものように座頭市のハイスピードな殺陣でアッサリ勝利なパターンじゃないんですよ。
かなり緊張感あって、見ていてシビレました!
母親と死別した幼子を連れ父親探しの旅をする市。だが、父親はヤクザに軟禁され御禁制の奢侈エロ絵皿作りを強いられていた。

監督が三隅研次に戻ったので一安心。安定の出来映え。白眉はクライマックスの勝新太郎vs近衛十四郎の壮絶な殺陣。背後から斬りかかる市の仕込み杖を背中に回した刀で受ける、なんていうカットを割らないで繰り出される神業が続出する。シリーズ全作通じて屈指のチャンバラといわれるだけのことはある。
シズヲ

シズヲの感想・評価

4.1
展開自体は典型的な中期座頭市と言った感じだけど、やはり殺陣の切れ味は凄まじい。更に今回は近衛十四郎との一騎討ちも見れる。近衛十四郎演じる赤塚の旦那はマジに強い。終盤の決闘は本当に「達人同士の対決」としか言いようが無いレベルの殺陣で、とにかく圧巻。あと今回の座頭市は旅で連れ添うことになった子供に一定の距離を置いた付き合い方をしていて、それでも根っこでは情を捨てきれていないんだよね。いっつぁんのこれまでの旅や人間関係を考えると、そういう描写でどうしてもしんみりする。
何故ブラインドフュリーは数多い座頭市シリーズで本作をリメイクしたのか?尚且つ、ブラインドフュリーに無い物が本作には存在する。
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