ラストシーンの雪中の殺陣が始まる前、市の垢で黒くくすんだ顔が雪の照り返しでぼうっと光るクロース・アップが今も頭から離れない。母を亡くした子を守るために放つ極上の殺意。行きがかりで仕方なく拾ったはずが…
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座頭市血煙り街道』は、勝新太郎が主演を務めた『座頭市』シリーズの第17作目。1967年に公開され、監督はシリーズ第1作と同じく名匠・三隅研次。
座頭市は旅先で病死した女性か…
子連れ座頭市。意外というか案の定というか、結構子煩悩な市。おにぎりを分け合ったり、草鞋を買ってあげたり、博打好きの殺人マシーンとは思えぬほっこりシーンが続く。
ベースのシナリオは、悪代官とその取り…
シリーズ第17作。シリーズ中最高傑作とも言われてる。まず共演陣がいつもより粒揃いです。公儀隠密の近衛十三郎筆頭に女優陣も朝丘雪路・中尾ミエの旅役者、高田美和の許嫁、坪内ミキ子の情婦といつもより華やか…
>>続きを読むファーストショットのススキ畑からして凄い。繰り返される近衛十四郎の超クロースアップが腹の読めない不穏な存在感を終始強調する。
座頭市見たの初めてだったのだけど、コミカルかつかっこいい市にそりゃシリー…
シリーズ中屈指の決闘シーンと言えよう。勝新の市と浪人風の公儀隠密の近衛十四郎との、雪降る中の仕込杖と刀のぶつかり合いが凄まじい。殺陣も見事だし、それを切り返しで見せて行く演出とカメラも素晴らしい。こ…
>>続きを読む子どもとの旅のシーンでは風景や人々の衣装の色彩が鮮やかに映し出され、座頭市も子どもにいじられる「ギャグ」に徹している一方で、アクションのシーンになると明らかに色のトーンが落ち、座頭市の「人斬り」とし…
>>続きを読む旅籠で病死した女からその息子を託された市が、父親とされる男の行方を追う中で、代官所の役人と結託して禁制品の絵皿を製造するヤクザたちと対峙する。座頭市シリーズの第十七作。
『座頭市血笑旅』(1964…